Sunday 26 August 2012

ライヘンバッハ・ヒーロー♪

長い間ほったらかしていました>_<
気づけばNHKの放映も終わっていましたね。

数ヶ月前からBSの調子がおかしくて、写らないので会社の人に頼んで録ってもらい、ようやく昨日3話を見ました。
3話だけ、未見でした。イギリスからDVDまで買っといてこのていたらく…

でも3話、面白かったです。
まだ日本語版しか見ていないけど。
モリーとシャーロックの関係が、甘酸っぱくて萌えちゃうわ。
もう、付き合っちゃえよお前ら!!(ありえない)
モリーが、なんだかんだ言ってドMなので、意外と相性がいいと思うのだよね。まぁ、ふつーの恋人同士みたいな付き合いはイメージできないけど。
特に2回目の長いシーン、追いつめられたシャーロックが青い顔してモリーの研究室(モリーの研究室ではないか?;)にやって来たときのシーンはよかったね。手負いの動物みたいな顔しちゃって、あの顔で頼まれて断れる女性いないでしょ(笑)ずるいわねーシャーロック。でもいいのよ、モリーになら。モリーはたとえうっとおしい子ちゃんでも、心がきれいだから、ああいうシャーロックの顔を見る権利あると思うよ。

たぶん、自分の死体の替え玉になるような死体をモリーに調達してもらうために、行ったんだよね。
あの憔悴した表情が、演技でないことを祈る(笑)もし演技なら嫌いになっちゃうわ、シャーロック。たとえ演技でも、モリーは腹も立てないだろうけれど、私は腹立つ(笑)

あと、職務と情の板挟みになってるレストラードにも萌えちゃうわ。
部下の造反でシャーロックを逮捕しなければいけない羽目になり、それを潔しとしないシャーロックが逃げ出して、ますます自分の立場を悪くしてしまうのを見たときの、
「ああーもう!」
みたいに顔を覆ってがっくり来てたレストラードは抱きしめたいくらいでした。
なんていい人なんだろう。あの二心のなさ。
シャーロックの理解者の一人だよね。シャーロック、分かってんのかな。彼の理解者はジョンだけじゃない。むしろ、レストラードのほうが立場的にシャーロックを支持するのが難しいのに。ああごめん。これはひいき目なのよ、分かってるんだけどさー。
ルパート・グレイヴス、かっこいいんだもん。若い時の顔しらんけど、年取った今の顔のほうが絶対かっこいいと思う。グレイの髪とか、シワとかが最高なのよ。きゃっ。

後は、シャーロックが死んじゃったと思って、墓石をひっかくようにしながら話しかけるジョン。
墓石にガバとすがってオイオイ泣くとか、いう悲しみ方じゃないのだよね。まだ信じられないから、墓石をしっかり掴んで、その冷たさとか実感しちゃうと、死んだ事認めなきゃいけなくなるから。でも、シャーロックに一番近づけるのは、その場所でしかない気がして、近寄りたいような、近寄りたくないような気持ちでいる。
だから、あの、引っ掻くみたいな触り方なのかなって思ったんだけど、別の見方をすると、ご主人に先立たれた犬が、途方にくれて前脚で墓石引っ掻いてるみたいな…
そんな風に見えなくもなくて。

今回、マイクロフトはいまいち、いいとこなかったですね。
シャーロックの半生喋っちゃったりして。それにしても、何を喋ったのか聞きたい。
そんな、新聞に載ったらうろたえるような話って、きっと普通じゃないぞ。
→考えてみました。
○内ももにあるホクロの位置を当てられた。
○小学生の時給食費を盗んで推理グッズを買ったことをバラされた。
○好きなAV女優をバラされた。

…ま、まさかね。
だとするとやっぱり、えげつない推理力でもって誰かの恥部を暴いた、みたいな。
母親とか、お世話になった誰かだとか、そういう近しい人との関係を著しく悪くしたような何か、とか。
そういう過去の汚点かな。見てみたいなぁ。過去の話。素敵なあの人の過去の話、って、少女漫画じゃ鉄板なんだけど。

あの、キティという女性の配置はなかなか良かったですね。キレ者ぶって、ただ事態をややこしくしてるだけっていう。
でも、もしリチャード・ブルックがDVDまで出してる人気者なら、裁判で顔が出た時に誰かが何か言うだろ、と思うんですが。

最後モリアーティは死んだのかなぁ。
原作じゃライヘンバッハで死んだことにはなってるけどね。
今回のfallは「滝」と「凋落」をかけたのね。なるほど。

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