Sunday 25 September 2011

【答えて】BBC現代版 Sherlockバトン【回してね】


バトンなんて回すのもう何年ぶりかしらというくらいなんですが、やってみました。
いやー、なんか若々しくていいなー、バトンとか(しみじみ)

ただし、私から誰かに渡っていくかどうかは不明です;
かなり自分勝手な、付き合いの悪いブログだもんですから・・・すみませんm(_ _)m
オフラインでは、そこまででもないんですのよ(誰に対する言い訳?)

いや、改めて考えると私、オフラインでも外面がいいだけで付き合いはよくないかもな~・・・・

黙・・・・


・・・すいません。誰かもらってくれるお優しい人がいてくれれば幸甚でございます。


ソースははるはるさんのサイトです。バトンをもらったのはおれんかさんのサイトからです。

 Q1ドラマでお気に入りのシーンは?

おれんかさんの書かれている場面、私も全部好きなのです。
なので、あえて別の場面を挙げてみます。

・ 1話 冒頭、ジョンが一人ぼっちの部屋でぼんやりしている場面。マーティン・フリーマンが上手い、と思う所。

・ 1話 麻薬捜索に来たレストレードがソファでくつろいだ態度でシャーロックを迎えるところ。レストレードはシャーロックのお父さんみたい。

・ 1話 マイクロフトに「戦場を恋しがっているんだ」と言い当てられた時のジョンの表情。

・ 1話 シャーロックが薬を今にも飲もうとする場面。運転手の彼が言ったように、あれはシャーロックが退屈から最高に遠ざかった瞬間だと思うのです。自分の命を危険にさらすくらいのことをしないと退屈から逃れられない宿命、そのことに恐怖と、絶望と、恍惚を、すべて感じていたのではないかと。

・ 1話 ラストシーン、ジョンに「バカだからさ」と言われたシャーロックが嬉しそうに微笑む場面。

・ 2話 敵に捕らえられ、ようやく呪縛から逃れたシャーロックが真っ先にサラの縄をほどき、あまつさえ安心させようと声をかけている場面。君もやればできるじゃないか(何様?)

・ 3話は好きな場面が多すぎて絞れません。諸事情により録画もDVDもまだ好きなだけ見られているという状態じゃないもので・・・後日回答ということで!

Q2シャーロックとジョンとのお気に入りのBromanceは?
・ Bromanceという言葉にこだわるなら、2話のサーカスの会場の階段のところで痴話げんか状態の二人です。シャーロックがリアルに必死すぎて、見てるこっちまで汗かきました。笑

Q3シャーロックをキーワード5語で表すと?
・ 高速回転 溶鉱炉 fragile 群青 荒野

Q4ジョンをキーワード5語で表すと?
・ 一匹狼 しなやか 冒険心 ミルクティー 雑踏

*ジョンのキーワードかなり悩みました。シャーロックは孤高の雰囲気を持っているけれど実は一人がダメな人で、ジョンは逆に一人でも生きていける人だと思う。

Q5あなたの一番お気に入りの回は?
・ 最近、どの話も結構好きです。最初は、2話はちょっとクリシェが多すぎかなと思ったんですが・・・(いかにもなスーリンの悲劇とか、サーカスの装置が殺人機械になるとことか)。でも90分もあると、なんだかんだ言って楽しめる箇所がいくつも出てくるものですね。

Q6シャーロック、ジョン以外でお気に入りのキャラは?
・ レストレード!!!!!サラも好き。いかにもイギリス女性っぽい。サバサバして機能的、わりと遠慮がない。ただ、いまだに清い関係というのが不可解だ、もったいぶるタイプにも見えないんだが。

後もう一人忘れてた。スタンフォード!!!
ナニゲにシャーロックの変人ぶりに動じないもう一人のキャラですよ。

Q7サラとモリどっちが迷惑被ってる?
・ 迷惑こうむってるのは何といってもなぶり殺されかけたサラの方だと思うけど、サラは意外とタフなので、ただ乙女心を弄ばれてるだけのモリーの方が気の毒にみえる。

Q8モリアーティについて一言!
・ わりと直球でサイコだったので、ちょっとイメージと違いました。もっと見た目は正統派で、でもよくよく見ると限りなく狂っている、という感じかと。でもこのモリアーティでいくなら、ひたすら姑息な手を使い、しかも組織的に動ける相手に、シャーロックとジョンが基本二人で立ち向かうという、かなりワクワクな対決が見られるかな。とにかく、シャーロックとモリアーティとの関係は、シャーロック&ジョンの関係と同じくらい物語の大きな軸だと思うので、製作者サイドに期待大でございます。

Q9マイクロフトについて一言!
・ この人の存在がこれほど大きいのは新しいし面白い。好きなのに仲良くなれない兄弟の微妙な綾をもっと描いてほしい。

Q10ドラマの感想、第2シリーズへの希望など、何でもどうぞ!
・ ジョンが軍人という側面はよくフィーチャーされるけど、医者としての能力がイマイチ見えない(汗)ので、S2ではぜひ見事な応急手当の腕前でも見せてほしいです。ジョンの見せ場がS1は少なかったので残念。
・ あまりBromanceに走り過ぎないようにしてほしい。安っぽくなってしまうので。今ぐらいがギリギリだと思います。


以上。
いやー書いてて楽しかったですぅ(*^_^*)
ありがとうございました!

There will be always something lost in translation


 何かと気の滅入る午後なのでシャーロックを見返している。

音声切替を使うと録画したものでも英語で聞けることを、今日ようやく取説引っぱりだして確認して、英語で聞いている。
しかし、シャーロックの早口英語は手強い。英語字幕ほしい。

ああ、でも、
「英語でこう言っていることを、日本語にこう変えたんだな」
っていうのを発見していくのが、すごく面白い。
大体、こういう話題で皆が言うのが、いかに翻訳がまずいかとか、せっかくの凝った言い回しが落ちてるとか、そういう批判ばかりなんだけど、私は滅多にそういう感想は持たない。
そりゃたまには、さすがに文句言いたいものもあるけど、たいていの吹き替え原稿や字幕翻訳は、がんばっている。
異なる感性から生まれた言葉が、そのままストレートに交換できるわけがないので。
翻訳すれば、いろいろなものが落ちる。原語ならではの良さも失われる。それは必然だ。
落ちたものを補う方法は、訳者によって違うだろう。人によって違うから、そこはもう補わないという選択肢もありえる。
それは仕方のない事だ。

だから、私は、上手く置き換えられている方にむしろ目が行く。
なるほど、こういう日本語に当てはめたのか、なるほどね。
これは上手いなぁ、アートだなぁ、と感心するものもよくある。
翻訳を担当した人たちの、工夫とか、苦労とかが、変換された言葉から見えてくるような気がするのだ。

そういうのに気づくのが、めちゃめちゃ楽しい。

アートだと思うんだ。ほんとに。

私もがんばりたいなぁ。そういう風になりたいなぁ。

Season 1 コンプリート


 さて、全話見ましたよ。全話っていっても3話だけだけど(笑
一話90分(しかもCMありましぇん)なので、ちょっとした映画を3本見たような気になりますが。

2話だけ監督が違うそうで、そのせいかどうか、2話はあんまり印象ないな、あまり面白くなかった気がする。
3話は面白かったです。
ホームズが若いからモリアーティも若いんだけど、一瞬、ちょっと違和感。モリアーティって、あんなnerdyな感じかなぁ。
まあ、そのうち慣れるんでしょうが。

しかし、ワトソン君は3話とも誰かに拉致られてるなー。
大丈夫かこの流れ。ワトソンが拉致られ、ホームズが助け出すというパターンにしないでもらいたいもんだが。腐か。腐なのか。

1話はワトソンも見せ場があって、ホームズと対等な感じだったけど、2話はほとんどお荷物だし。ルパン三世も銭形がただの狂言回しじゃつまんないので、やっぱり対等な関係性ってほしいです。私はマーティン・フリーマンの演じるワトソンが大好きなので、肩入れしちゃう。

もちろんホームズのベネディクト・カンバーバッチも素敵ですよねー。それなりにキャリアあるみたいなのに、全然知らなかった、イギリス演劇界は奥が深いぞ!(←ハリウッドの俳優も殆ど知らない人)黒髪がなんともセクシーですが、元々の髪の色はジンジャーなんですね。ジンジャーもいいけど黒もいいね。おせちもいいけどカレーもね。

いかにもなハンサムさんというよりはちょっと個性的な顔立ちですが、ホームズのようなエキセントリックな役をやるとぴったりです。目が紫がかった青ですごくきれいです。^^
ただ、これでホームズのイメージばかり付きすぎなければいいけど。まだ若いんだし、いろんな役を演じていってほしいです。

やっぱりねー、世の中、税金とか放射能とか家事とか老化とか、疲れることばっかりある中で、魅力的な男性の存在は明日への希望ですよ(しみじみ)
特に私より若い世代で魅力的な男性を見てると、なんか嬉しくなります。
私が病気で死にそうになっても、魅力的な若い男性が活躍しているのを見れば、ああこれで世界は安心、と思いながら死ねる気がする。

ということで、がんばってくれ、カンバーバッチくん。

ところでYouTubeで見たんだけどマーティンがBAFTA賞を獲った時のインタビューで、
"I'm very very chuffed"
って連呼してて、初めてchuffedという単語を知ったのだが、やはりイギリス限定表現らしく、コメント欄で
chuffedだってーーー!きゃーーー☆」
と萌えているアメリカ女子(推定)多数。

やはり「萌え」は世界共通だなと思って笑っちゃった。

First Impression


 何かの雑誌で告知を見て、何となく録画予約しておいた「シャーロック」。
BBCが去年(2010年)に発表した現代版シャーロック・ホームズです。
現代的なガジェットを駆使するホームズっていうのは分かりやすいんですが(パーシー・ジャクソンが現代版ファンタジーであるように)、この設定のオマケは、ホームズのような人が私の生きてる今の時代に、同じように生きてたら嬉しいなっていう、そういう空想を許してくれるところですね。^^
それに、単に現代に設定を置き直しただけでなく、実に巧く、新しい世界を構築しています。
さすが本家イギリス、どんな形であれホームズを作るとなれば半端ない集中力を見せるな、と実感しました。
やはりホームズの世界観がDNAに組み込まれてる人たちなればこそでしょう。
それと同時に、何度も作りかえ焼き直しをされてもなお、魅力の尽きる事のないホームズというキャラクターがいかにオリジナルな存在であるか、またその造形がいかに精緻であったかを実感しました。
元々の作り方が素晴らしかったからこそ、今でも新解釈が出てきて、それが人気を獲得することもできるわけですよ。
コナン・ドイルはやっぱりすごかったんだなーと、まともに彼の作品を読んだことのない私でさえ思います。
ワトソンの配置がまた、上手いんですよねー。
やっぱりワトソンあってのホームズだし。
マーティン・フリーマン、いいわー。背が低い人ってsexy
うちの夫は一目でラブ・アクチュアリーに出てた人だと見抜いていましたが。君、観察力すごい。

シャーロックの役者さんは全然知らないけど、エキセントリックな感じが出てていいですね。
ベネディクト・ティモシー・カールトン・カンバーバッチ。ごつい名前だなぁ。ローマ法王にでもなれそうだ。笑
「シャーロック」第一話を見てあまりに気に入ってしまい、ぜひ詳細なブログを書こうと思ったんですが、ググっているともうすでに、各方面から絶賛の嵐ですので、やめることにしました。^^;
二話、三話はもったいなくてまだ見ていない(シーズン1は全三話)んだけど、世の腐女子にも温かく迎えられているそうで、世の中は変わったよな。(苦笑)
ワトソンの声を当てている人は通称「BL界の帝王」だそうですし。トホホ。(※声優さん自身は、すごく上手いです。ジブリやってるタレントとは比べ物にもなりません)
BLって、昔は影の存在でしたけど、ビバルイとか見てても、ほんと日向にでてきたよなって思います。
あの当時は思いもつかなかったんですけど。ほんと、時代は変わった。
「シャーロック」にしても、ワトソンのブログがちゃんと実在していることとか、それにシャーロックが書き込みしてたりとか、そういう芸の細かさは、本来サブカルチャーが得意としてきたことだったんじゃないかな。
世の中全体がサブカル化してるなっていうのは、最近よく思います。