Sunday 19 February 2012

ララ・パルヴァーがめっちゃ歌うまい件

YouTubeで見つけました!

アイリーン・アドラーをやってたララ・パルヴァーちゃん、歌めっちゃうまいっす!
それにこのクリップの彼女は赤いトップスがよく似合って、健康的で、明るくて、かわいい☆

ホレました!!

アイリーンの時のダークさとは対照的。
こんなうまいの、たぶん舞台女優さんですよね。演技力が確かなのもうなずけます。
light-heartedなラブコメで、おきゃんな可愛い女の子とかやってみてほしい。

いやーコレいいわ。ご飯三杯イケる(そればっかりか)

超ネタバレのScandal in Belgravia感想

さて、ついに字幕付きで見ました!
このブログ、折り畳めないみたいなので、ネタばれされたくない方は回避してください。半端ないバラし方をしますよ〜。
ただし、もう話は分かってるので、どちらかというと細かい話ばっかりします^^;
→→→








字幕がつくと、また一段深く味わえていいですね〜。
なんたって、まだ1話しか見てないですから(笑)
次の週末から1週間ちょっとロンドンに行ってくるんですが(溜まりに溜まったマイルの解消☆)、向こうでDVDの残りとか見てるんじゃないかと心配になるわ〜。

アイリーン・アドラーの家の前で、「殴ってくれ」と言い出すシャーロックに、なんかジョンがおもろい返しをしていたな〜と思ってはいたんですが、ようやく分かりました。
シャ「殴ってくれ」
ジョ「は?」
シャ「殴ってくれって言ったんだ。聞こえなかったのか」
ジョ「君が殴ってくれって言ってるときはいつも聞こえてるが、たいていはsub-textにおいてだ」
つまり、直接殴ってくれって言われることはないけどシャーロックがあまり無茶なことを言うので、殴ってほしいのか?と思わせる事はよくあるってことね!そりゃそうだよね!^o^

そして、シャーロックが「Vatican Cameos!」って叫ぶ場面。
字幕なしの時はもちろん分からなくて、字幕ついても分からなかったという(笑)
何か慣用句的な表現なの?と思ってちょっと調べてみたらYahoo!UKの知恵袋的なフォーラムでも質問してる人がいて、どうもこの場面だけの言い回しですね。
原作ではバチカンのカメオ事件みたいなのがあったような記述があるらしくて(詳細は触れられていないけれども)、たぶんそれを借用してるのだろうと。
その事件でも同じようなカラクリが使われたという前提で、あの場合シャーロックとジョンにしか分からない暗号として、ジョンに「伏せろ!」ということを密かに告げたのだろうと。
シャーロックとジョンにしか分からない暗号、なんて、ファンに取っちゃ萌え萌えポイントなのに、結構あっさりスルーしていきましたね。怒濤の編集作業の過程で、何か落とされていったのかも知れないなぁ。あるいは、ワトソンのブログに何か書いてるのかなぁ。

そういえば、サラ消えたな〜…。残念。殺されかけたのにその後もケロッとしてたから、こりゃジョンとお似合いだと思ってたのに。
それにしても、ジョンはいきなりとんでもないwomanizerになりましたな。似合わないよ。そりゃ、ある程度女性遍歴を持ってもいいけれど、あの描き方じゃ女性に対する誠実さがまるでない。
まあ、でも、分かってるんだ。ジョンとシャーロックといちゃいちゃさせたいんだよね。そのためにはステディな女性がいちゃ邪魔になるんだろう。

「今回は僕の靴下の配列を君が変えなかったことを祈るよ」
とか言うくらい、自分の部屋がちょっとでも変わってると気づくはずのシャーロックが、アイリーンが(ま、本人かどうかは分からないけど)マンテルピースの上に置いた箱に気づかなかったとは、これいかに。
これはねー、やっぱり、アイリーン憎からずの気持ちがシャーロックにあるからじゃないのかな〜と思っちゃうんだよね。(ただの深読み)
自分から見て異質なものに極端に敏感なんじゃないかと思う、シャーロックは。繊細でもあり、頭脳明晰でもあるからね。アイリーンはその意味ではシャーロックに近い側にいるから、空気に親和性があるというか、そんな感じじゃないのかな。箱も、シャーロックが置きそうなところに偶然置いちゃうとかさ。想像だけど^^;
アイリーンがベッドルームに入り込んでいた場面だって、いつものシャーロックの速さなら、部屋に入った瞬間に気づいてもいいくらいなのに、結構手間取ってたし。アイリーンのいる空間に、一種の心地よさがあったりするのでは?
女としてアイリーンを見てたっていうより、ツインソウル的な…自分自身のような感じ。

モルグでアイリーンを見て、彼女で間違いないって断言したシャーロック、まぁ、スリーサイズが分かるから、顔がなくても当てられたんだって話なんだろうけど、それでもな〜、シャーロックともあろう人が、スリーサイズが一緒なだけの別人を、そう簡単に見間違うかなとは思うんだけど、その後の、
"This is low tar."
"Well, you barely knew her"
は、なんか、リズムもいいし、セリフ自体も乾いていて印象的な場面でした。

そして暖炉のシーン。いいよね。何回でも見られる。ご飯三杯イケる(笑)
Have you ever had anyone?と、唐突にアイリーンに聞かれ、いぶかしげに眉をひそめながら
"I'm sorry?"
って聞き返すシャーロックはなかなかセクシーでした。
シャーロックのような、冷たい、無感動な感じの人が、恋の罠をかけられて「は?」みたいに眉をひそめ、ひそめながら、今にも堕ちて行きそうな感じ、萌えだなあ。
暖炉っていうのがなー、またなー、小道具としては最高だよね。ベタだけど。ベタでもやっぱり暖炉だよ。ドキドキ感が増します。
そして怒濤のLet's have dinner口説き!
この口説き文句、おしゃれだよね。「お腹はすいてないの。食事しましょう」「あなたの帽子、正直言うと悪くないわ。食事しましょう」(だったっけ)とかさ。なんにでも「Let's have dinner」ってつける。
食事って行為自体、官能的だと言えなくもないので、これはなかなかセンスのいい口説き文句だと思う。最初から最後まで出て来て、結構好きだった。

最後に「脈をとった」「瞳孔が拡大していた」の発言、あれはシャーロックのカマかけじゃないかと思う。恋じゃなくても脈は速くなるし、瞳孔が拡大することはあると思うんだけど、そう言うことでアイリーンが動揺したから、それで馬脚を現したよね。あれはシャーロックが一枚上手だった。
「許しを請えっていうの?」
「そうさ」
そしてアイリーンが実際に負けを認めて打ちひしがれるのを横目で見ながら、
「食事のことは忘れてくれ」
という、見事な鬼の返し(笑)
シャーロックのSっぷりが炸裂してました。

モリアーティからはvirginと陰口きかれてるシャーロックですが、さて、この回を見ても結局それがほんとなのかどうか、分かりませんでしたね。
あの鬼の返しができたのは、彼がvirginだからなのか(しかしNHK、これをどう訳すのかしら^^;)、それとも??
私はそうじゃないと思ってるんですが。だってぶっちゃけ、シャーロックくらい見た目もよくて頭もよくて、な人には、自分にその気がなくても向こうから来るでしょうから。そしてシャーロックのあくなき探究心からして、それを知らないって状態に彼が耐えられるとも思えないんだよね。心の底から愛した人がいるとかいないとかじゃなく、virginかそうでないかって話なら、そうでない確率のほうが高いんじゃないかな。ただ、自分は恋愛向きじゃないっていうのには気づいてる。だからジョンに聞かれた時、It's not my areaって言ったんだと思うんだよな〜。経験があるからこその、「向いていない」発言じゃないかと。まぁ、この方面の話は、もうこれ以上掘り下げられないだろう、たぶん。今回が最高に彼が恋愛に近づいた回になるんだろうな。残念である。

そういえば「死のフライト」は、字幕見ても、分からんかったなぁ。つまり、モリアーティ一味が飛行機テロをたくらんでて、それを見抜いたマイクロフト側が死人を乗せたフライトを用意したが、そのことがシャーロックが暗号を解いたせいでアイリーン経由でモリアーティに伝わってしまい、計画が全部ダメになってしまったってこと?
ってことはテロリストは飛行機に乗り込むタイプの自爆テロじゃなく、空港でそのジャンボに爆弾をしかけて逃げることにしてたんだろうね。で、飛行機は操縦士なしで飛ぶから、被害者は出ないと(でも、ジャンボってリモコンみたいなもんで飛ばせるのか?)。

そのへんをもうちょっと詳しく説明してほしかったなぁ。時間足りなかったのかなあ。
ちゃんと深く考えてあるのかも知れないんだけど、放送分だけだと、矛盾だらけに見えちゃうんだよ。あの、最初のテロで爆発した飛行機に乗らなくて、その代わりに車のトランクで見つけられたあの死体とかは、どういうわけであの状態になったんだろう?
そんで、モリアーティにばれたって分かった後のマイクロフトの落ち込みっぷりも極端だよね。あそこまで落ち込むことなのかい?そりゃ失敗は失敗だけどさ、海千山千のはずでしょ、マイクロフトって。別にそのせいで人が死んだわけじゃなく、それほどの大金がふっとんだという感じもしないのに、あんなに凹むなんてなんか素人みたいだよ。あの場面全部削除して、飛行機のからくりを説明するシーンを入れて欲しかった。

最後の場面は前にも書いたけど、好きじゃなかったです。アイリーンがあんなにやすやすと敵の手におちて、しかも従容と運命に従うとは、とても思えないので。
そこでシャーロックが助けにくるのは、それはそれで面白いですけれども、アイリーンがちょっと情けなかったな。だから、ジョンとマイクロフトの会話の中で死にました、でよかったんじゃないかと思う。まあ、生かしておいてS3でもしかして使うかもしれんし、てことなんだろうけど、死にました、にしといて後で復活したって別にいいじゃん、アイリーンなんだし。むしろ、会話の中だけで語られるから、視聴者にはどっちか分からないまま終わるなんていうのも余韻があっていいけれど。あの場面全削除して、飛行機のからくりを説明するシーン入れて欲しかった。(笑)

最後に、そのジョンとマイクロフトの会話の中で、
「シャーロックは小さい頃、海賊になりたかった」
という話がでてきましたが、私はpirateをpilotだと思って、なるほど、飛行機の操縦士か、と思っていたんだけど、海賊だったんだ。かわゆすねー。
操縦士より海賊になりたい弟、きっと、やんちゃで夢いっぱいだったんだろうなぁ。

あっそうそう。
S1の時ジョンに言われて、007シリーズ見ておいてよかったね(笑)

Monday 6 February 2012

番外編『ターゲット』

S2はいまだに1話しか見ていないというヘタレっぷりですが(もったいないし、没頭できる時間が少なくって^^;)
M.フリーマンが出演している「ターゲット」という映画をDVDレンタルして見てみました。

といっても彼はチョイ役で、主役はビル・ナイとエミリー・ブラント。
どっちも好きな役者さんです^^

映画はマイルドにブレイクしている英国俳優総まとめみたいな感じで、他にもルパート・グリント(ハリー・ポッターのロン)とか、ラブ・アクチュアリーでビル・ナイのマネージャーとして出てた太っちょおじさんとかも出てます。
話はイギリスらしい作りというか、コミカルで軽いテイストの話なのに無意味に人をやたら殺したりしてちょいブラックですが、それなりに面白かったです。役者陣もマイルドに売れてる感じなら、ストーリーも大盛り上がりのない、マイルドな仕立てでした;いえ、悪くはないんですが。

ビル・ナイは、ラブ・・・やパイレーツ・ロックで見たような、ファンキーなおじさん役しか知らなかったので(でなきゃタコのおばけとか^^;)、あんないかにもな英国紳士(殺し屋だけど)をやると意外で、それがかなり面白かったです。
なんだ、普通の役もやれるのね・・・みたいな。
エミリー・ブラントも、着てる洋服がいちいち可愛いし、いかにもな美人というよりはファニーフェイスっぽいのであの役はぴったり。
ルパート・グリントは、やっぱりああいう立ち位置なのね・・・と納得したり。

M.フリーマンは後半以降出てきますが、ぴったりと髪をなでつけてシャーロックの時とは趣を変えてるだけでなく、ちょっと人格の破綻した、そこまで腕がいいわけじゃないのにプライドは高い、そういう殺し屋を上手に演じていて、これも面白かったです。ジョンの時の人のよさ、頭のよさ、正義感、そういうものを微塵も感じさせませんでした。素の本人はジョンに近いのではと思うのですが、それを全く消し去って、よくもまぁあんな小物感を出せるもんだなと感心。
チョイ役だからあまり出番がないんだけど、その限られた場面の中でいちいちneatな演技をしています。
ビル・ナイの役名「メイナード」を若干「マイナード」寄りに発音する、軽いロンドン訛りにもちょこっと萌え。うふふ。

やっぱり、役者さんは顔とかスタイルじゃなく、演技がうまいのが一番。だって、役者さんなんだから。
最近はますます、そういう気持ちになっています。

雰囲気だけでスクリーンの中に立っていてもいいと思えるのは、高倉健さんぐらいだねぇ(笑)
「あなたへ」楽しみ~♪
(シャーロックに全然関係ない話ですいません)

Wednesday 1 February 2012

2回目。

Scandal in Belgraviaをもう一度、字幕なしで見てみました。
まだ分からない…ヒコーキのくだりがなぁ…いまだに分かりません。あれは何なんだ?

ベルグレイヴィアの位置が実は、いまいちピンと来ず。
地図で見て、ああこのへんね、と思っても、その辺の景色が像を結びません。
なんか悔しす。私以外の人にはどううぅっでもいいことですけど。

アイリーンがタクシーを降りて、通りから家に入る時のシーンは、めっちゃエクレストン・スクエアに見えるんだけど。気のせいかなぁ。まぁ、ベルグレイヴィアに漸近線??

ベルグレイヴィアっていうのが通好みなチョイスなんだろーなー。
チェルシーとかサウスケンジントンじゃなくてさ。
だっていまいちピンと来(以下略

そういえば、今回はハドソンさんがかなり出張ってましたね。前も書いたけど、あまりハドソンさんにプライベートに介入してほしくないんだけどなぁ…
もうちょっと、家主としての線を引いてほしい。仲良しクラブをやってるんじゃないんだから。今回のハドソンさんの立ち位置は、パイロット版のStudy in Pinkとかなり似てました。

後もう1回くらい、字幕なしで見てみよかな。