Monday 6 February 2012

番外編『ターゲット』

S2はいまだに1話しか見ていないというヘタレっぷりですが(もったいないし、没頭できる時間が少なくって^^;)
M.フリーマンが出演している「ターゲット」という映画をDVDレンタルして見てみました。

といっても彼はチョイ役で、主役はビル・ナイとエミリー・ブラント。
どっちも好きな役者さんです^^

映画はマイルドにブレイクしている英国俳優総まとめみたいな感じで、他にもルパート・グリント(ハリー・ポッターのロン)とか、ラブ・アクチュアリーでビル・ナイのマネージャーとして出てた太っちょおじさんとかも出てます。
話はイギリスらしい作りというか、コミカルで軽いテイストの話なのに無意味に人をやたら殺したりしてちょいブラックですが、それなりに面白かったです。役者陣もマイルドに売れてる感じなら、ストーリーも大盛り上がりのない、マイルドな仕立てでした;いえ、悪くはないんですが。

ビル・ナイは、ラブ・・・やパイレーツ・ロックで見たような、ファンキーなおじさん役しか知らなかったので(でなきゃタコのおばけとか^^;)、あんないかにもな英国紳士(殺し屋だけど)をやると意外で、それがかなり面白かったです。
なんだ、普通の役もやれるのね・・・みたいな。
エミリー・ブラントも、着てる洋服がいちいち可愛いし、いかにもな美人というよりはファニーフェイスっぽいのであの役はぴったり。
ルパート・グリントは、やっぱりああいう立ち位置なのね・・・と納得したり。

M.フリーマンは後半以降出てきますが、ぴったりと髪をなでつけてシャーロックの時とは趣を変えてるだけでなく、ちょっと人格の破綻した、そこまで腕がいいわけじゃないのにプライドは高い、そういう殺し屋を上手に演じていて、これも面白かったです。ジョンの時の人のよさ、頭のよさ、正義感、そういうものを微塵も感じさせませんでした。素の本人はジョンに近いのではと思うのですが、それを全く消し去って、よくもまぁあんな小物感を出せるもんだなと感心。
チョイ役だからあまり出番がないんだけど、その限られた場面の中でいちいちneatな演技をしています。
ビル・ナイの役名「メイナード」を若干「マイナード」寄りに発音する、軽いロンドン訛りにもちょこっと萌え。うふふ。

やっぱり、役者さんは顔とかスタイルじゃなく、演技がうまいのが一番。だって、役者さんなんだから。
最近はますます、そういう気持ちになっています。

雰囲気だけでスクリーンの中に立っていてもいいと思えるのは、高倉健さんぐらいだねぇ(笑)
「あなたへ」楽しみ~♪
(シャーロックに全然関係ない話ですいません)

No comments:

Post a Comment